2008年2月時点の勉強法

これまで、フォトリーディングマインドマップなど、いろいろと試してきましたが、私の仕事は、現場でとっさに正確な用語、数字を記憶から引き出さなくてはならないので、じっくり時間をかけてひたすら反復するほかないようです。現在たどりついた方法は、福田和也さん、本田直之さんの影響を受けたものです。
自分用のメモもかねて、以下に示します。

①これから読む文献の内容と、それによって自分が何を学びたいのか再確認する。 
②文献を読みながら、必要な箇所をラインマーカーでチェックする。この際、あくまでも自分にとって必要な箇所をマークし、既に知っている内容はスルーする。マークされていない部分は次回は全く読まずに切り捨てる。
③ラインマーカーでチェックした箇所を大学ノートに書き写す。基本的に原文をそのまま書き写す。日付と出典は必ず記載する。これらが記載されていない情報は、後で読み返したときの信頼度が落ちる。また、ページの頭に題名を必ず記載し、あとで閲覧しやすくする。
④ノートの内容から重要なものをワードファイルに入力し、プリントアウトしたものを赤ペン、蛍光ペンで加工。メモ書きを加える。このファイルをクリアブックに時系列で綴じる。繰り返し眺める。
⑤数日後、重要な部分については、ワードファイルからコピペしてこのブログに掲載する。日付はノートに書き写した時点のものとする。これによってカレンダーと学習内容が対応するようになり、学習内容の前後関係も思い出すヒントになる。
(⑥さらに重要な部分については、ICレコーダーに吹き込んでmp3ファイルとし、CDに焼いて車の中で通勤時間に聞く)

...という感じです。
 以前は上記の②、③、⑥の段階のみを個別に思いつきでやっていたのですが、新たな情報にかき消されるかたちで学んだ内容をすぐに忘れてしまい(その事柄を勉強したという事実さえも!)、積み上げては足下から崩れていくかのうように、勉強した内容が全く身に付きませんでした。
 今回気をつけているのは、膨大な情報の中から、自分が必要としている部分を抽出する手間をなるべくかけないようにする一方、一度抽出した情報は自分の血肉となるように、時間をかけて反復することです。反復を容易にするために情報はなるべく1カ所にまとめ、またすべての情報に同じ手間をかけるのではなく、重要なものほど目にふれる機会が多いようにしています。
 フォトリーディングは身に付きませんでしたが、「本の全体をざっと眺めて必要な箇所をピックアップする」という点が身に付いただけで良しとします。項目が多くて混乱する場合は、マインドマップ(もどき)にまとめて、頭の中を整理することもあります。ただし、マインドマップについては経験的に、どうも自分(と自分の学習対象)にとって相性が悪いようです。”マインドマップをつくる”ことが、私の場合どうしても”勉強”ではなくて”作業”になってしまうのでしょうか。少なくとも全ての情報をマインドマップ化するのは、手間と効率の点からあきらめています。
 まだまだ、試行錯誤の途中ではありますが、複雑な情報も多いため、時間をかけて足場を少しずつ固めていくほかないようです。

レバレッジ・リーディング

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