2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ポケットウォッチ

職場用に、ポケットウォッチを物色しています。正確さ重視ということであれば、シチズンのエクシードが年差±10秒と優秀なのですが、日付表示があれば完璧でした。 http://citizen.jp/exceed/lineup/pocket/742732.html [rakuten:simon:10000260:detail]機械…

エンテロコッカス属

形態上は連鎖状の球菌であり、D群抗原性を示すことから、かつて連鎖球菌属に入れられていたが、その後の研究で、1984年にエンテロコッカス属として分離独立した。 本属のヒトへの感染の約80%はE. faecalisであり、残りのほとんどはE. faeciumによる。尿路感…

抗菌薬の最新用量および副作用のまとめより

サンフォード感染症治療ガイド2006、表10Cより、面白いと思った部分を抜き出し。 ・PIPCはガラクトマンナン検査の偽陽性を起こすことがある。 ・カルバペネム系は持続静注のほうがより効果的かつ安全であることが示唆されている。 ・MEPMの抗菌活性は、好気…

プロカルシトニン(PCT)

アミノ酸116個からなる分子量13Kdaのペプチドで、 通常は甲状腺C細胞で合成される、カルシトニンの前駆体である。 細菌感染症では、TNF-αなどの炎症性サイトカインが産生され、 その刺激を受けて肺、腎、肝、脂肪細胞、筋肉といった全身の臓器で PCTが産生さ…

B. fragilis

クリンダマイシン、セファマイシン、メトロニダゾール、ペニシリン+βラクタマーゼ阻害剤、カルバペネム系薬に感受性の可能性がある。 最近、クリンダマイシン、セファマイシン系に耐性の株が報告されるようになってきている。 レジデントのための感染症診療…

PRSP

PRSPは”ペニシリン耐性”というよりも、 ”多少ペニシリンに対してMICが上がった”ものと理解する。 このため、通常の投与量で十分にそのMICを凌駕できる。 ただし、髄膜炎の場合は(移行の良い)第3世代セファロスポリンでないと、 髄液中の濃度でMICを上回る…