2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

MacBook Airのケース

MacBook Airにぴったりのケースが紹介されていました。MacBook Airを買うと、ライフスタイルそのものが変わりそうな予感がします。

2008年2月時点の勉強法

これまで、フォトリーディング、マインドマップなど、いろいろと試してきましたが、私の仕事は、現場でとっさに正確な用語、数字を記憶から引き出さなくてはならないので、じっくり時間をかけてひたすら反復するほかないようです。現在たどりついた方法は、…

コーネル大学式ノート

自分の勉強法について、新たに良い方法を見つけました。一生懸命勉強したつもりが、ノートに書きっぱなしにしておくと必ず忘れるので、一定の時間をおいてからノートの内容を再確認する機会をもつという点で、私のニーズにも合うように思います。まずはこの…

発熱患者

伝統的な正常体温である37℃は、19世紀後半に25000人の健康な成人の腋窩温に関する研究によって得られた平均値である。 高齢者では、若年者にくらべておよそ0.5℃低い。 正常体温は日内変動があり、早朝に最低値、午後遅くに最高値となる。発熱は炎症性の徴候…

ARDS

ARDSの基本病態は、両肺のびまん性炎症性変化である。 ARDSにおける肺浸潤は、循環好中球の活性化によると信じられている。活性化された好中球は、粘着性を帯び、肺毛細血管の血管内皮に接着する。そして、細胞質内顆粒(蛋白分解酵素、毒性のある酸素代謝物…

肺炎球菌ワクチン

23種類の莢膜型の肺炎球菌を型別に培養し、殺菌後に抽出、精製した莢膜ポリサッカライドを混合したもの。 このワクチンの接種によって、含有するすべての莢膜型に対する抗体を誘導できることが臨床的に確認されており、我が国に分布する肺炎球菌莢膜型の約80…

MacBook, MacBook Proアップデート

Mac

MacBook Proの15インチモデルは、下位モデルで2.4GHz、24万8千円とのこと。MacBook Airとの価格差と性能差を考えると、やはり新MacBook Proのほうが魅力的?せっかくMacBook Airを買おうかと本気で考え始めていたのに...。

MacBook, MacBook Proアップデート

Mac

MacBook Proの15インチモデルは、下位モデルで2.4GHz、24万8千円とのこと。MacBook Airとの価格差と性能差を考えると、やはり新MacBook Proのほうが魅力的?でも、ふと気づくとMacBookの上位機種とCPUのクロック周波数に差が無いような...。

腎盂腎炎の治療指針

Walter E. Stamm NEJM (329) p.1328-, 1993より抜粋急性非複雑性腎盂腎炎の臨床像は、グラム陰性菌による菌血症から、穏やかな側腹部痛を伴う膀胱炎様のものまで多彩である。 約80%以上がE.coliによるもので、その殆どが尿路に病原性を持った菌種である。 …

大腸菌

Escherichia(エシュリヒア) coli この属名は、1885年にこの菌を最初に分離したTheodor Escherichの名をとったものである。 もともとヒトや動物の腸管内常在菌の1つで、ビタミン類を産生して宿主に供給している。 病原因子の獲得により下痢をおこす下痢原…

MacBook Air考

MacBook Airが発表された当初は、そのスペックの低さに正直なところ失望したのですが、実物を目にしてからというもの、その存在が自分の中で大きくなってきました。実際のところ、自分の用途であれば、この程度のスペックで十分なようにも感じられます。むし…

自然免疫 概要

正常の健康な人にとって、毎日遭遇する微生物は目に見える病気をほんのまれにしか引き起こさない。多くの微生物は、短時間に発動される防御機構によって数分から数時間のうちに感知され撃退される。それは抗原特異的なリンパ球のクローナルな増殖を必要とし…

TBLB 経気管支肺生検の手技

①透視下で鉗子をshutしたまま胸膜直下へすすめる。 ②吸気を行わせ、鉗子を2-3cm引き戻して鉗子をopenする。 ③呼気を行わせ、鉗子をopenしたまま胸膜直下へ進める。 ④呼吸停止させ、鉗子をshutし、鉗子を引き抜いて生検する。気胸はTBLB終了後約8時間までに発…

髄膜刺激徴候

Brudzinski(ブルジンスキー)徴候 患者を仰臥位にして頭部と頸部を胸部のほうに屈曲し、股関節と膝関節の屈曲を観察する。Kernig(ケルニッヒ)徴候 患者の片脚を股関節と膝関節で屈曲させる。 その状態から膝をまっすぐに伸ばし、抵抗や疼痛の有無に注意す…

肺アスペルギルス症の臨床像

”The Clinical Spectrum of Pulmonary Aspergillosis" Ayman O et.al Chest 2002;121 1988-1999アスペルギローマは、菌糸体、炎症細胞、フィブリン、粘液、壊死組織 …から成り、既存の空洞内で出来上がる。 1970年の調査によると、結核により空洞ができた患…

「肺炎を繰り返した後、自然喀石した気管支結石の1例」

及川ら 日本呼吸学会誌 2008;46:126-130気管支結石症は、呼吸器疾患中の0.1%-0.2%、喀血や血痰患者の0.8%程度にみられる、比較的稀な疾患である。 気管支結石の成因としては、 ①石灰化リンパ節の気管支内腔への穿孔 ②気管支内分泌物や吸入異物の石灰化 ③気…

莢膜 capsule

肺炎球菌、肺炎桿菌、インフルエンザ菌、髄膜炎菌などは、 菌体の周囲に染色されにくい層を認めることがあり、莢膜と呼ばれる。 これらの菌は厚い莢膜を持ち、貪食からエスケープする。 莢膜を構成する物質は、多くの場合多糖類であり、細胞壁、菌体成分には…

細菌性髄膜炎に罹患したベトナム成人に対するデキサメタゾン

細菌性髄膜炎に罹患した成人全例が,デキサメタゾンによる補助療法から利益を得るかどうかは不明である. 細菌性髄膜炎が疑われる 14 歳以上の患者 435 例を対象に,デキサメタゾンに関する無作為化二重盲検プラセボ対照試験を実施した. その結果、細菌性髄…

成長ホルモン放出因子の代謝への効果

HIV

内臓脂肪組織は,ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染患者の多くにおいて,抗レトロウイルス療法中に蓄積する.この作用は,心血管リスクの上昇と関連している。 ここでは、内臓脂肪蓄積を減少させる目的で,成長ホルモン放出因子アナログであるテサモレリン(t…

アフリカ成人の細菌性髄膜炎に対するステロイド投与

HIV

HIV 感染の有病率が高い地域の成人の細菌性髄膜炎に対して,デキサメタゾンを用いた補助療法を行ったところ,死亡率,罹患率はいずれも低下しなかった.同条件下で,細菌性髄膜炎に対するセフトリアキソンの筋肉内投与は,静脈内投与に比べて劣ることはなか…

脾臓の働き

正常な脾臓の生理的な役割は以下に示すようなものである。 ①寿命となった、または欠陥のある赤血球を、赤脾髄において除去し、赤血球の質を保つ。 ②白脾髄で抗体を産生する。 ③抗体で被覆された細菌や血球を循環から除去する。また、正常な脾臓は、全血小板…

ダッフルコート

長年愛用してきたダッフルコートが、ずいぶん傷んできていることにふと気がついた。そろそろ買い換えかな...。次はできればこんな↓感じで...。 [rakuten:eton:660777:detail]

NF-κBのはたらき

NF-κBは、遺伝子調節タンパクで、大部分の炎症で重要な役割を持っている。 脊椎動物では、2種類のサイトカイン ①腫瘍壊死因子α(TNF-α)と ②IL-1が炎症に特に重要である。 これらのサイトカインは細胞表面受容体に結合し、ほとんどの細胞の細胞質に不活性型…

気腫性腎盂腎炎

CT上、腎実質や腎被膜下にガスを認めることが診断上重要である。 ガス像は腎周囲腔、傍腎腔から対側の後腹膜腔までおよぶことがある。 腎実質の破壊を伴うType1のほうが、腎実質か周囲に液体貯留・膿瘍を認めるType2よりも予後が悪いとされる。腹部のCT P.26…

急性腎盂腎炎のCT像

CTでは、造影後に単発性もしくは多発性の楔状の造影不良域としてみられることが多い。 感染に伴う浮腫と血管攣縮によると考えられている。 腎腫大もよくみられる。 腫瘤様の低吸収域としてみられることもある。 炎症は腎周囲腔にしばしば波及し、腎被膜やbri…

大腸菌

カテーテルや泌尿器的異常、および結石が無い患者においては、大腸菌が約80%の急性感染症をおこす。 他のグラム陰性桿菌、特にProteus属とKlebsiella属、ときにEnterobacter属は、非複雑性感染症の一部を占める。 発熱、CRP上昇はしばしば急性腎盂腎炎に伴…

肝嚢胞のCT像

内部が均一な、水の濃度(胃の内容と同じ)、境界が明瞭で造影される部分を持たない、腫瘤性病変として描出される。 壁は薄く、CTでは同定できない。多発することがある。一方、肝膿瘍の場合、辺縁が不整で内部の液体成分の濃度も不均一となる。 造影後に濃…

インフルエンザ桿菌

1892年にPfeifferが初めてインフルエンザの原因菌として推察したが、結果的には誤認であった。 H.influenzaeは、好気的にも嫌気的にも発育する。 多糖体から成る莢膜に対する主要な6種類の血清型が同定されており、a-fまで命名されている。莢膜を欠除する株…

気管支結石症

結石が気管支腔内に存在するか、あるいは結石により気管支の圧排や狭窄をきたした病態。 後発年齢は30歳-50歳で性差なし。 好発部位は右側、とくに中葉気管支に多い。 発見の動機は血痰が多いが、無気肺や閉塞性肺炎を併発する。 成因として、①石灰化リンパ…

マクロライド系抗菌薬

マクロライドとは、巨大なラクトン環構造を有する化合物の総称であり、そのサイズは10員環から48員環まで極めて多様である。抗細菌性のマクロライド系抗菌薬は10員環から16員環の範囲に限られている。 国内で1984年に発表されたクラリスロマイシンは、それま…