中耳炎、副鼻腔炎の治療

副鼻腔炎、中耳炎の原因菌は肺炎とよく似ているが、もともと菌がある程度存在しているこれらの部位の場合、治療にあたって菌の殲滅を目標とする必要は無い。
アモキシシリン、オーグメンチンなどを使用。
感染症外来の事件簿)
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シプロフロキサシンは、経口で容易に吸収されるが、経静脈的にも投与可能である。半減期は4時間で、主に腎臓で除去される。
すべてのキノロン系薬は、同様の組織移行性を持ち、前立腺、糞便、胆汁、肺組織に濃縮される。これらの薬剤は、マクロファージや好中球の中にもかなりの濃度で濃縮される。
感染症診療スタンダードマニュアル P.71)

感染症診療スタンダードマニュアル

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