ワクチンの接種間隔
異なるワクチン同士の間隔の場合、
・生ワクチンの後は4週間、
・不活化ワクチンの後は1週間 ...あける。
(主な生ワクチン:BCG、ポリオ、麻疹、風疹、おたふくかぜ、水痘)
次に打ったワクチンに対する免疫反応に影響を及ぼす(=干渉)可能性があるため。
インフルエンザワクチンの場合、
接種の回数が1回か2回かという、明確な基準は無い。
ただし、米国での報告や、日本での臨床試験の結果、
「13歳以上で前年に接種を受けている場合」は、1回で良いとされている。
”ブースター効果”
1回だけの接種では比較的短期間に抗体価が下がって効果が落ちるような予防接種を、ある程度の間隔を空けて追加接種することにより、より長期に高い抗体価を維持させることができるようにする効果。
わかりやすい予防接種 第2版 P.16-22
- 作者: 渡辺博
- 出版社/メーカー: 診断と治療社
- 発売日: 2003/08
- メディア: 単行本
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