2008-02-18から1日間の記事一覧

細菌性髄膜炎に罹患したベトナム成人に対するデキサメタゾン

細菌性髄膜炎に罹患した成人全例が,デキサメタゾンによる補助療法から利益を得るかどうかは不明である. 細菌性髄膜炎が疑われる 14 歳以上の患者 435 例を対象に,デキサメタゾンに関する無作為化二重盲検プラセボ対照試験を実施した. その結果、細菌性髄…

成長ホルモン放出因子の代謝への効果

HIV

内臓脂肪組織は,ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染患者の多くにおいて,抗レトロウイルス療法中に蓄積する.この作用は,心血管リスクの上昇と関連している。 ここでは、内臓脂肪蓄積を減少させる目的で,成長ホルモン放出因子アナログであるテサモレリン(t…

アフリカ成人の細菌性髄膜炎に対するステロイド投与

HIV

HIV 感染の有病率が高い地域の成人の細菌性髄膜炎に対して,デキサメタゾンを用いた補助療法を行ったところ,死亡率,罹患率はいずれも低下しなかった.同条件下で,細菌性髄膜炎に対するセフトリアキソンの筋肉内投与は,静脈内投与に比べて劣ることはなか…