2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

MacBook Airに触れて

今日初めて店頭で実物に触れる機会があったが、想像以上にしっかりした作りで驚いた。モノとしての魅力にあふれている。ただ、今の自分に必要かとなると、活用できる場面が思い浮かばない...。もう少しPBG4 15インチで頑張るとしよう。Apple MacBook Air 1.6…

PHS端末の導入について

PHS端末単独で使用できれば良いのだけど...。通話エリアを考えると、携帯との併用が前提となるか?スマートフォンも魅力的ではあるが、日々の使用において大きさと重さが気になるところ。自分にとっては、必要ないものかもしれない。結局のところ、WX320Tで…

骨髄炎

血行性骨髄炎:経験的治療開始前に血液・骨組織を採取し、培養を行う 血液培養が陰性なら、骨組織の培養が必要。成人(>21歳)骨髄炎±硬膜外膿瘍 原因菌としてはS.aureusが最多だが、様々な原因菌がある。 硬膜外膿瘍の早期発見のため、MRIを施行する。MRSA…

急性期蛋白

TNF-α、IL-1、IL-6によって産生が誘導される蛋白は、総称して急性期蛋白 acute phase proteinと呼ばれる。 これらの蛋白の中の1つ、C反応性蛋白は、ペントラキシン pentraxin蛋白ファミリーのメンバーに属する。 C反応性蛋白は細菌と結合したとき、細胞をオ…

TNFーαの作用

マクロファージによって産生されるサイトカインは、局所作用として重要なだけでなく、生体防御に関わる遠隔作用も引き起こす。 これらの1つは体温の上昇で、主にTNF-α、IL-1、IL-6によって引き起こされる。 これらは内因性発熱物質と呼ばれ、細菌成分と異な…

嫌気性菌感染症

菌の発育に際し、O2の存在が増殖を阻害する細菌の総称。通常の培養法では菌は発育しない。 嫌気性菌は自然界に広く存在し、皮膚、腸管内、口腔内に好気性菌よりはるかに多量に常在菌として存在している。 呼吸器感染症を生じる際は、口腔内から気道内へ落下…

HIV感染症におけるカレトラの位置づけ

カレトラは米国保険福祉省(DHHS)のガイドラインにおいて、PIをキードラッグとしたレジメンの中で推奨薬の1つと位置づけられている。 カレトラをキードラッグとしてHAARTを継続していくうえでは、下痢、高脂血症・耐糖能悪化、精神科薬との併用、徐脈性不…

黄色ブドウ球菌感染症

S.aureusは、2つのタイプの症候群を引き起こす。①中毒 intoxicationと②感染 infection である。S.aureusは、成人の急性骨髄炎の原因菌の第1位であり、血行性に、もしくは周りの感染部位から直接骨に波及して発症する。 成人における血行性ブドウ球菌性骨髄…

血液培養

できる限り抗菌薬治療開始前に採取する。 異なる部位から、少なくとも2セット採取する。 1セットのみでは、表皮ブドウ球菌などが陽性である場合、contamination(汚染)によるものかどうか、判別困難である。また、2セット以上採取するほうが、1セットの…

血管内カテーテル感染

血管内カテーテルによる感染は ①輸液自体や輸液セットの汚染 ②挿入部位の創傷の汚染の進展 ③遠隔感染部位からの菌血症によってカテーテル先端に菌が付着し増殖する場合 …がある。原因菌としては、黄色ブドウ球菌、コアグラーゼ陰性ブドウ球菌、カンジダ属が…

後腹膜線維症 retroperitoneal fibrosis

進行性の非特異的炎症性線維増殖をきたす。 全身性特発性線維症の限局系と考えられ、中部尿管が好発部位となる。 尿管が圧迫され、水腎症をきたす。 腎瘻増設、あるいはdouble-Jカテーテル留置のうえ、 副腎皮質ステロイド薬を使用する。今日の治療指針2007 …